他の治療法との比較
精密マイクロフィラー型 CR | のCR | のインレー(金属) | インレー |
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切削量 | 最小 | 最小 | 歯型が取れるように 切削して調整 CRより多くなる | 保険のインレーより 多い |
精度 | 顕微鏡を用いて行うた め、詰め物と歯のすき 間、段差が無いよう充 填、むし歯の再発率を 低く抑えられます | 裸眼で治療されるため 段差ができやすい、着 色しやすい 接着操作が煩雑になり やすい | 歯科医師の腕 技工士の腕 模型の口腔内再現度に よる | 歯科医師の腕 技工士の腕 模型の口腔内再現度に よる |
治療回数 | 1回 | 1回 | 最低2回 | 最低2回 |
治療時間 | 1.5~2時間 お口を長く開け続ける のが辛い場合は適して おりません(顎関節症 など) | 20分ほど | 15分ほどを2回 | 30分を2回 |
アレルギー | 無し | 無し | 金属アレルギーに注意 | 無し |
寿命 | メインテナンスが大 事!(機械や道具と一 緒) そこをクリアにできれ ば同じように治療を行 った場合で奥歯で15 ~20年持ったことが 報告されています | 統計データで見ると約 5年でやりかえが多 い、むし歯の再発によ り大きな詰め物になる 可能性が高い | 統計データで見ると約 5年でやりかえが多 い、むし歯の再発によ り大きな詰め物になる 可能性が高い | 出来上がりの精度と接 着操作に大きく依存 術者の技術による 上手くできれば約8年 ~10年 |
保険のCRとの比較
保険診療のCR修復と、自由診療のCR修復(ダイレクトボンディング)の決定的な違いについてです。保険診療でCR修復を行う時は、むし歯を削り、コンポジットレジンを詰めて硬化させて形態を整えて終わりで、10分~20分程度の治療です。対して、自由診療のCR修復(ダイレクトボンディング)の場合には、マイクロスコープによる精密なむし歯除去。セラミック粒子を多く含んだ質の高いCRを使用し、何度も何度もCRを盛り付けては硬化させといった操作を繰り返します。接着力を高めるため口腔内への湿度対策。エッチング処理。可能な限り追求した審美性の実現など、こだわった治療となります。
保険診療のCR
自由診療のCR
金属の詰め物(インレー)との比較
コンポジットレジンは口腔内に直接充填するため、その操作が難しい場所はインレーが選択されることがあります。また、直接充填が可能な場所でも、充填範囲が広範囲になりすぎる場合には、インレーが選択されることがあります。また、歯と歯の隣り合っている部分である隣接面の場合にはインレーが選択されることがあります。このようにCR修復治療は、高度な技術を必要とするケースが多々あり、歯科医師の技術によって治療方法の選択が左右されるのです。
金属のインレー
自由診療のCR
セラミックの詰め物(インレー)との比較
セラミックインレーは、歯の削った度合いが中程度の場合に選択することが多い治療方法です。セラミックは天然歯と見分けがつかないほどの色合いや質感があり、美しく自然な白い歯を再現可能です。また、硬さも天然の歯に近い硬さであることから、噛み合わせる歯を傷つけることもありません。また、金属アレルギーの心配もないといったメリットも多いのですが、どうしてもCR修復と比べると削る量が多くなることから、当院では可能な限り、CR修復で治療できるように努力しています。
セラミックのインレー
自由診療のCR